2018年6月16日(土)開催の「インソムニアトレイン」宮城公演で「MAGIC」演奏中に、ボーカルのFukaseに異変が起きた。急に涙目になり、声を震わせ、歌えなくなる場面があったのだ。
その背景には悲しすぎる親しい友人の死があったことが明らかになった。その友人とされる千葉龍太郎とセカオワの関係について紹介していきたいと思う。
目次
GRAND FAMILY ORCHESTRAの千葉竜太郎とは?小坂明子の息子。2017年にはメンバーのえばらA.F.あいも急逝。
千葉龍太郎は2016年に結成したGRAND FAMILY ORCHESTRA(GFO)とういバンドのベース担当。千葉龍太郎はシンガーソングライターの小坂明子の息子。1988年2月3日生まれで、享年30歳だった。
訃報が伝わったのは2018年5月26日(土)。5月24日(木)の5時ごろに不慮の事故で亡くなったとのことだった。GFOのファンには衝撃のニュースとなった。2017年8月24日にはGFOのギタリスト・えばらA.F.あいが亡くなり、1年経たずしてのメンバーの訃報だった。
千葉龍太郎死因については色々な憶測がされているが、不慮の事故としか説明されていない。2018年6月12日(火)には東京・吉祥寺WARPにて音楽葬が行われ、献花台も設置された。
千葉龍太郎とセカオワFukaseとの関係は?2017年開催の「club EARTH(クラブアース) 11th Anniversary」に出演。Mayuとユニットを結成。
千葉龍太郎は、セカオワが2017年6月11日に開催した「club EARTH 11th Anniversary」に出演している。その際にセカオワメンバーは、千葉龍太郎とは昔からの友達であったことを話している。
「千葉龍太郎+Mayu(仮)」というユニットで出演した。MayuはFukaseが見つけてきて、Mayuの歌声と千葉龍太郎が作る音楽・メロディーが合うと思い、2人をくっつけたそうだ。Fukaseと千葉遼太郎の仲の良い関係性や信頼関係がうかがえるエピソードでもある。
セカオワFukase(深瀬)、千葉龍太郎の急死を思い出し「MAGIC」で涙、歌えなくなる場面も。「インソムニアトレイン」宮城公演。
千葉遼太郎の死去という悲しいニュースがあったにも関わらず、セカオワは「インソムニアトレイン」山梨・富士急で6公演、「club EARTH 12th Anniversary」と、ライブをこなしてきた。
だが、「インソムニアトレイン」宮城公演でFukaseの中で何かが崩れたのだろうか。「MAGIC」演奏中に天を仰いで、歌えなくなる場面が。ファンからは異変に戸惑いや心配の声が上がった。明らかにFukaseが泣いている。それを見たSaoriも泣いているようだったし、NakajinとDJ LOVEも涙を堪えている様子だった。この時点では多くのファンが事態を把握できておらず、不思議に思ったことだろう。
Fukase涙の理由が分かったのは、アンコールの「ピエロ」が終わった後のMCだった。そこで語られたのは涙なしでは聞くことができない、悲しいエピソードだった。ツアー中に得たものと失ったものがあったと語ったFukase、大切な友人を無くしたということを語り出した。
「MAGIC」は大切な人を失う曲であるため、思い出してしまったのだろう。友人の死を受け入れられずに、返ってくるはずもないLineを送ってみたりしたこともあったと。今隣にいる人が、明日いるかはわからないということを学んだツアーだったと。
こんなMCでごめんなさい、と謝るFukase。ファンは「MAGIC」での涙の理由がわかり、悲しみが一気にこみ上げているようだった。それぞれが当たり前の事を考えされられる、深い内容のMCとなった。
FukaseのMCが終わると最後の曲へ。悲しみに打つ勝つために一緒に歌ってもらいたい、という思いの中で、「Fight Music」が披露された。おそらくFukaseにとっても、セカオワメンバーにとっても、ファンにとっても今までで一番気持ちのこもった「Fight Music」となったことだろう。
セカオワFukase(深瀬)と千葉龍太郎との関係まとめ
ファンタジーな世界観からはとても想像できないようなエピソードだった。受け入れがたいニュースだったと思うが、いつもで応援しているメンバーやファンがいることは忘れないで欲しいし、「インソムニアトレイン」を最後まで全力で完結させて欲しいと思う。
思い返してみれば、5月25日(金)の富士急公演でも「サザンカ」を演奏中にFukaseが涙していた気もする。
もしかしたらそれも関係していたのかもしれない。
千葉龍太郎氏のご冥福をお祈りする。
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