「青い太陽」セカオワ初期の名曲、深瀬が英語の歌詞に込めたメッセージは?アルバム「EARTH」に収録。

セカオワの初期の曲である「青い太陽」、今も多くのセカオワファンから愛されている楽曲で、一番好きな一曲にあげる人も多いことだろう。

サビには「世界の終わり」という言葉も入っており、セカオワメンバーの思い入れもあるとは思うのだが、最近はライブで披露されることも少なくなっていて、寂しい気持でもある。

ここでは「青い太陽」についてみていきたいと思う。

⇒【「プレゼント」はSaoriの実体験の曲?

「青い太陽」はインディーズ時代のアルバム「EARTH」に収録 

「青い太陽」はセカオワがインディーズ時代でバンド名がまだ「世界の終わり」という漢字表記であった2010年4月7日に発売されたアルバム「EARTH」に収録されている。

「EARTH」には7曲が収録されており、当時セカオワが持っていた曲の全てだったようだ。

セカオワにもそのような時代があったのだと、感慨深い。

7曲のうちでも「青い太陽」はのアレンジについては相当悩んだようで、深瀬は聞きすぎたために、曲名を聞くと胃が痛くなったそうだ。

もともとは8分くらいあった曲だったようだが、大幅にカットして今の曲の長さに落付いたと当時のインタビューで語っている。

今でも5分以上あるので、セカオワの曲の中では比較的長めの曲という事ができるだろう。

深瀬「最終的に、レコーディング直前になって歌詞をカットしたんですよね。思いっきり。もうこの曲長い、ダサい、って。「ここ重要な部分じゃないの?」ってみんなに言われたんですけど、いやもういい、邪魔だから消しちゃう、って(笑)」

中島「そこは、曲のポップさを優先しましたね。わりとさびでメロがバーンってくる曲なんですけど、メロが長かったんですよ。それ、カットしちゃいました」

深瀬「聴きやすいでしょ、って。もとは8分あったんじゃなかったっけ?もう早大にかっとしました(笑)」

引用:世界の終わり 「EARTH」INTEREVIEW

⇒【幻の命、深瀬と彩織の実話の歌?

「青い太陽」の出だしの英語歌詞の意味とは?太陽の定義とは? 

「青い太陽」はSaoriのピアノと英語歌詞の深瀬の歌からはじまる。

Our sun exists independently of all stars,
And the only star that cannot exist at night.
It’s the light that emitted from the sun have cause that.
The “light” is “condition for existence” of the sun,
and it means eternal solitude.
The sun shines on the world as “symbol of solitude” also today.

(和訳)

私たちの太陽は全ての星から独立した存在であり
ただ1つ「夜」に存在できない星である
その理由は太陽から発せられる「光」にあった
その「光」とは太陽の「存在条件」でありそれは永遠の孤独を意味した
今日も太陽は「孤独の象徴」として世界を照らす

曲 :世界の終わり 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

太陽は自ら光を発する唯一の恒星であり、それゆえに深瀬は夜に存在することのできない星という表現している。

わたしたちにとって当たり前の存在である太陽だが、光を感じることで太陽の存在を認識することができる。

そのため、夜に存在を表す他の星とは違い、孤独の存在であるというのが、深瀬が「青い太陽」の出だしに込めた想いだろう。

⇒【「Error」に込められた深瀬の想いとは?

「青い太陽」では太陽が死ぬという設定。深瀬が伝えたかったメッセージとは? 

「青い太陽」では、太陽がなくなってしまうという設定の下、歌が進行していく。

サビの後には再び英語の歌詞が登場する。

Our sun is going to end. Our sun is going to die.
Then We are going to notice that the sun have shone on our world.

Our sun is going to end. Our sun is going to die.
Then We are going to notice that the earth have shone with the color of the sun.

(和訳)

私たちの太陽はいずれ終わっていくのだろう
私達の太陽はいずれ死んでいくのだろう
その時、私たちの世界は太陽に照らされていたんだと解るのだろう

私たちの太陽はいずれ終わっていくのだろう
私達の太陽はいずれ死んでいくのだろう
その時、私たちの地球は太陽の色に輝いていたんだと解るのだろう

曲 :世界の終わり 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

太陽は私たちにとってあまりに当たり前の存在であるためが、太陽もいずれ死を迎える。

太陽が無くなってはじめて、太陽に照らされていた、太陽の色に輝いていたということがわかる。

深瀬は太陽を通して、失ってはじめてわかる大切さというのを伝えたかったのかもしれない。

⇒【「YOKOHAMA blues」きゃりーを連想?

まとめ 

ポップなメロディーの「青い太陽」だが、英語歌詞に深瀬が込めた深いメッセージがあるように思える。

そこを考えながら聞くと、深瀬の過去の体験がベースとなっているようにも考えられ、違った印象を持つことだろう。

ライブでも盛り上がる「青い太陽」、また近い将来に生で聞けることを祈っている。

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