セカオワライブ「ブレーメン(BREMEN)」支援公演レポート、セットリスト(曲順)。2017年は鳥取(米子)・佐賀・神奈川(横浜)で開催。Fukase(深瀬)のトークセッションも。

2016年、セカオワは動物殺処分ゼロを目指すプロジェクト「ブレーメン」を立ち上げた。その支援シングルとして2016年に「Hey Ho」を発売し、東京国際フォーラムで2日間の支援ライブも開催した。

そして2017年、2回目となる「ブレーメン」支援ライブは3都市4公演と昨年より拡大して開催された。ここでは2017年9月28日にパシフィコ横浜で開催された「ブレーメン」支援ライブについてみていこうと思う。

セカオワライブ「ブレーメン」支援公演詳細とは?鳥取(米子)・佐賀・神奈川(横浜)で開催。 

「ブレーメン」支援ライブの詳細は以下の通り。第2回目となる2017年は3都市4日間の開催となった。

日程・会場:①2017年9月22日(金) 鳥取・米子コンベンションセンターBiG SHiP
②2017年9月24日(日) 佐賀・佐賀市文化会館大ホール
③2017年9月27日(水) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
④2017年9月28日(木) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
開場・開演:①18時オープン・19時スタート
      ②17時オープン・18時スタート
      ③18時オープン・19時スタート
      ④17時30分オープン・18時30分スタート
料金   :全席指定 8,000円(税込)

第1回目の2016年と同様、転売防止のためチケット申し込み時に同伴者も含めた個人情報を登録し、入場時には身分証明書を提示しての本人確認が実施された。座席番号も入場時に判明する形だった。また写真撮影も、アコースティックライブとなるため、禁止されていた。

セカオワライブ「ブレーメン」支援公演、セットリスト(曲順)。アコースティック仕様で馬場俊英の「弱い虫」と松任谷由実の「Hello, my friend」をカバー。 

2017年9月27日にパシフィコ横浜で開催された「ブレーメン」支援ライブのセットリストは以下の通り。

1. RAIN
2. 深い森
3. スノーマジックファンタジー
4. TONIGHT
5. プレゼント
6. 弱い虫(馬場俊英カバー)
7. 虹色の戦争
8. 世界平和
9. ピエロ
10. Hello, my friend(松任谷由実カバー)
11. MAGIC
12. RPG
(アンコール)
13. Hey Ho

他の3公演も演奏した楽曲は同じだが、9月24日の佐賀のみ、「Hello, my friend」と「ピエロ」の順番が入れ替わっていた。

昨年に引き続きアコースティック仕様のライブで、2曲のカバー曲を披露した。

セカオワライブ「ブレーメン」支援公演、Fukase(深瀬)と「チームゼロ」峰氏、「ピースウィンズ・ジャパン」大西氏とのトークセッション開催。

2017年の「ブレーメン」支援ライブでは、Fukaseと動物殺処分ゼロ活動をする2名の方とトークセッションが実施された。9月22日鳥取公演と27日横浜公演では、「チームゼロ」峰氏、9月24日佐賀公演と9月28日横浜公演では、「ピースウィンズ・ジャパン」大西氏。

トークセッションでは、セカオワが動物殺処分に興味を持ったきっかけや「ブレーメン」を立ち上げた理由、動物殺処分の現状などについて話し合われた。普段のアーティストとしての一面だけでなく、日本が抱える問題について真剣に向き合うFukaseの姿には心を打たれた。

9月28日のトークセセッションにおいて「ピースウィンズ・ジャパン」大西は、今も1日あたり約150頭の動物が処分していることを語り、ペットを飼う際には保護犬や保護猫という選択肢もあることを訴えた。

またFukaseは2017年11月19日に幕張メッセで「ブレーメンパーク」を開催し、保護犬や保護猫と触れ合える機会を提供することを告知した。

セカオワライブ「ブレーメン」支援公演、アコースティックライブの感想・コメント。

昨年に引き続き「ブレーメン」支援ライブはアコースティック仕様であった。セカオワの楽曲をアコースティックバージョンで聞けるのはこのライブのみのため、楽しみにしてたファンも多かったことだろう。

まず最初に披露されたのは「RAIN」。Fukaseの美しいボーカルに観客は酔いしれた。その後「深い森」「スノーマジックファンタジー」を披露すると、4曲目は驚きの「TONIGHT」。披露されるのは何年振りだっただろうか。Nakajinのボーカルで、Fukaseが美しいハモリを入れていた。

5曲目も、おそらく「Twilight City」以来となる「プレゼント」。そして6曲目には昨年に引き続きカバー曲となる、馬場俊英の「弱い虫」を披露した。この曲を選らんだ理由についてFukaseは、知り合いの子供の合唱を見に行った時に聞いて、歌いたいと思ったと語った。

そして10曲目には松任谷由実の「Hello, my friend」をカバーする。この曲はDJ LOVEが選んだそうだ。その後の「MAGIC」で会場を盛り上げると、昨年同様のゴスペルバージョンの「RPG」を披露した。

アンコールの後には「ブレーメン」支援シングルである「Hey Ho」を歌いあげ、ライブは終了した。

セカオワライブ「ブレーメン」支援公演まとめ 

昨年に引き続き「ブレーメン」支援ライブを開催したセカオワ。動物殺処分ゼロに向けた活動や支援を継続していることは尊敬に値するし、このライブや活動を通してセカオワのファンにはその現状は伝わったことだろう。トークセッションでは、普段触れる機会のない現状をしる良いきっかけとなった。

ライブはアコースティック仕様で、癒される内容であった。ここでしか聞けないアレンジなので、来年以降も「ブレーメン」支援ライブが開催されることを期待したい。

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